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学校ウォッチング

子どもたちの安全な環境づくりと地域住民の安心のため

8月22日(火)『北九州市の公共施設をよくする会』の主催で学校ウォッチングを行いました。
学校ウォッチングは福建労をはじめとした地域の団体で、子どもたちの安全な環境づくりと地域住民の安心のための、学校施設の環境づくりを目的として行っています。

今年は、北九州市北九州支部からは18人が参加し、市内7区14の学校施設の視察を行いました。学校ウォッチングは2008年から継続して取り組んでおり、学校側からも施設をよくする取り組みとして認識され、歓迎されています。施設の視察を行うと同時に、校長先生をはじめとした先生方とも施設についての懇談を行っています。視察の結果は要望書にまとめ、北九州市と懇談を行います。

施設の状況

ある中学校では、内部は比較的きれいに管理されていましたが、廊下の塗装の浮きやモルタルのクラック(割れ)、以前使われていた防火扉の名残りが痛んでいました。また、階段手すりのゆるみと教室の雨漏りは早急な改善が必要と思われる部分もありました。屋外では正門駐車場の境界のブロック塀やレンガが老朽化して大きく傾いており、こちらも早急な対応が必要です。

屋内にカビ発生

大規模改修工事を実施した小学校は、とてもキレイな校舎でした。しかし、裏山の竹林が校舎に迫っており、快晴の昼過ぎでも薄暗く、照明がないと授業が出来ないだけでなく、梁や階段の天井にはカビが発生しており、子どもたちの健康被害が気がかりでした。1階の廊下も雨の日は床が濡れるので、滑り止めマットを敷いて対処しているとの事でした。

このような課題が一つでも改善され、子ども達と先生方が学びやすい環境になるように今後も取り組んでいきたいと思います。

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