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北九州市内全区「学校ウォッチング」

『子どもの安全』『地域の安心』を確保

8月22日(木)『北九州市の公共施設をよくする会』の主催で、安心安全な学校施設の環境つくりのための学校ウォッチングを行いました。

『北九州市の公共施設をよくする会』は2008年4月に発足し、福建労をはじめとした地域の団体で構成され、子どもたちが安全に学べる環境づくりと災害時の避難場所としての学校施設の環境づくりを目的として活動しています。学校側からも、施設をよくする取り組みとして歓迎されています。

向洋中学校での学校ウォッチング
向洋中学校での学校ウォッチング

北九州市内8校を視察

今年の学校ウォッチングには、8団体から53人が参加しました。このうち福建労からは14人が参加し、北九州市内の7区8校の学校施設の視察を行いました。

壁にひび割れ

視察を行った施設の一つ、北方小学校は築40年以上の校舎です。大規模改修工事や外部の塗装工事等から10年ほどが経過していますが、危険個所も少なく、比較的きれいな校舎でした。ただ、トイレの扉が閉まらない、教室の扉のゴム製カバーの破損、廊下の塗装の浮きなどが散見されました。軽微な修理は、校長先生をはじめとした先生方が行っており、参加者からは「とても、手が回らないのではないか」という声が上がりました。 屋外では、公園との境のコンクリート壁にひび割れがあり、鉄柱がむき出しになっている個所があり、 早急な対応を要望することにしました。

老朽化箇所を指摘
老朽化箇所を指摘

課題の改善望む

学校ウォッチングでは、施設の視察を行うと同時に、校長先生をはじめとした先生方とも懇談を行い、施設についての悩みや要望も聞き、要望書にまとめたうえで、北九州市と懇談を行い、対応を促します。教育委員会との懇談は市内8校の危険個所などをまとめ、秋以降に実施予定です。

ウォッチング開催校一覧
門司区藤松小学校
小倉北区井堀小学校
小倉南区北方小学校
若松区向洋中学校
戸畑区北九州市立高等学校
天籟寺小学校
八幡東区尾倉中学校
八幡西区青山小学校

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